御岳山南天の劇的日常

地球での毎日。

中国の火薬兵器

前にTwitterに載せたものですが、大昔の中国で使われた火薬兵器のイラストです。
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火薬は中国四大発明のうちのひとつ。

発祥については諸説あるが、不老不死の薬を求める「錬丹術」の際に偶然生まれたのが始まりとも言われている。
この不老不死の薬を作るために、家を全焼させたり自分まで爆発に巻き込まれたり、水銀中毒になるなど、みんなかなりの無茶をしている。不老不死の薬を作るために命を落とす。
“人間は経験から学んでいく”のだなあ。

なんにせよ、唐代(618年~907年)には火薬が発見されていた可能性があり、1132年の戦争では火槍という槍の先端に火薬の詰まった竹筒を取り付け、火炎放射器のように敵を焼き払う武器が使われている。
また、武経総要という1044年に成立した軍事書にはミサイルのようなもの、煙幕弾、毒ガス弾、炸裂弾など、様々な火薬兵器が記載されている。
1044年と言えばまだ日本は平安時代元寇の折に日本人が初めて火薬兵器を目の当たりにするまで、まだ200年ほどある。驚き。

火薬兵器は発展を繰り返し、戦の主力となっていくことになる。
多くの命を奪いつつ、時代を推し進める一端を担ってきた火薬兵器。元が不老不死の薬を求め生まれたものと考えると、因果と妙を感じる。


全然関係ない話だが、僕はまともに働ける能力がないので、現在フリーターな上に月12日程度しか働いていない。それで精一杯になっている。
このブログはちょっとでも己で稼げるお金と家で絵を描く時間を増やしたく、広告をつけるために始めた。金ほしさに始めたのだ。
Googleアドセンスを申請しようと思っていたのだが、禁止コンテンツに「武器、兵器」とあった。おしまいです。お金払ってブログ初めて、独自ドメインまで取得したのに。
まあ、他にも審査が軽いもの、不要なものなどが色々あるので、なるべく早めに広告をつけたいが、パソコンを開くのがどうに億劫で先延ばしにしている。まだ記事も少ないしね。