御岳山南天の劇的日常

地球での毎日。

地球生活で成長

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2歳の頃の写真と、去年の写真です。
昔から丸を描くのが好きだった。

地球生活も長いもんで、絵というものは時間をかければそれなりになっていくもんなんだなあと思う。

中学校あたりまで、周りに絵を描こうとする人が全然おらず、そういう全くやろうとしない人の中では上手いと言われていた方だけど、芸術系の高校に進んだら割と劣等生側だった。正直自分でもなんで受かったのかよくわからないくらいみんなとレベルがかけ離れていた。
そもそも描くのは好きだけど何をどう描いたらいいのかとか、そういうのが全然分からなかった。

無駄に完璧主義者で完全にやらなければならないという強迫観念から作品も全然仕上げられないし、やる気がないと怒られたり、馬鹿にされたりしてばかりで、特に認められた経験も無かったんだけど、それでも絵を描くこと、描こうとすることはやめず、専門学校の半ばくらいにやっと「こういうのが沢山描きたいし、僕なら描けるな」という方向が見つかった。
最近やっと作品を仕上げることもできるようになり、多分生まれてから25歳までに仕上げた作品の数より25歳から29歳現在までに仕上げた作品の数のほうが多いくらいになってきた。
多分前半25年間のほぼ何も出来なかった期間も無駄ではないと思ってるし、頭の中をそのまま現実世界に物体として生み出すのは、本当に楽しい。悩むこともあるけど毎日自分は天才なのかなと思って感動しながら描いてる。

上記のとおり、自分のことを「僕天才じゃん」みたいによく言ってるんだけど(ほんとにそう思うし元気出るから)、今この文章を書いていて、中学のころに隣の席の男子が「お前天才だよ」って言ってくれたのを思い出した。
絵を描いてると人が沢山寄って来て、色々話しかけてくるのが嫌だったんだけど、その人は物静かなタイプで、ワーワー騒いだり無理に話しかけてこようとしないで、さっと伝えてくれたのが嬉しかったな。この頃僕は最低だったんで、「まあね」みたいな返事しかしなかった気がするけども。
上で認められないと描いたけど、随所随所で「すごいよ」と肯定してくれる人が居て、僕自身も「僕すごい」と思えてたから、描くのをやめなかったのかもね。

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全然関係ないけど、幼児のころの僕、可愛い。
なんか、まさかこう成長するとは。容姿、好み、思考回路、全ての成長に意外性を感じる。
何故、こうなった?